まとめ
目次
結局のところ、こんなラインナップ

価格
最小ストレージは去年の2倍 128GB/256GB/512GBでも価格は据え置き。
iPhoneSEとiPhoneX、iPhone11は値下げ。
予約開始日・発売日
iPhone12Pro(6.1インチ)とiPhone12(6.1インチ):10月16日午後9時予約開始10月23日発売
iPhone12ProMAX(6.7インチ)とiPhoneProMini(5.4インチ):11月6日予約開始11月13日発売
どれを購入するか悩んだら?
2年縛りなどの更新月が10月なら→→→iPhone12Pro
2年縛りなどの更新月が11月なら→→→やっぱりiPhone12ProMAXがコスパ最強
2年縛りなどの更新月が12月以降なら→→→菅政権の携帯値下げの影響を見ながら考えてもいいかも。
でも、女性など「手が小さくてスマホが重すぎる」と感じている人にはiPhone12miniも選択肢。miniといっても画面サイズは5.4インチもあり、枠が細くなったのでぐっと薄くてコンパクト。重さは133g。
各機種「新色の青」に注目!
日本のアップルのSIMフリー版販売価格も発表されていた

史上初、10月発表のiPhone12ProMAX
世界的にコロナで揺れ続けている2020年。発売以来、十数年間、毎年9月に発表・発売されてきた iPhone なんですが、異例のアメリカ西海岸時間で10月13日火曜日午前10時から、日本時間では10月14日水曜日の早朝深夜2時から Apple イベントが開催されるとアナウンスされました。
9月にも開催していたアップルイベント
アップルが毎年9月に新機種を発表してきたのは、 Apple 社の決算の締めが9月末だということにあります。そのため、今年もかろうじて9月前半にはアップルのイベントを開催し、新しい iPad やアップルウォッチ第5世代、そして Apple Music などアップルのサブスクライブサービスがまとめて一緒にお得な価格で利用できる Apple Oneが発表されました。
「なんだよ!iPhoneは予告もなしかよ!」と怒っていた出席者もいました。
Seventh-generation iPad introduced at $329, arriving on September 30. #AppleEvent pic.twitter.com/N2EOl6Q0th
— Rappler (@rapplerdotcom) September 10, 2019
実はそれぞれ素晴らしく良かったのですが、やっぱり盛り上がりに欠けましたよね。逆に言うと、 iPhone の発表イベントの中で第7世代の iPad、第5世代の Apple Watch のプレゼンテーションをしてもどうしても時間が足りなかったんですよね。
まもなくiPhone12発表 イベント同時通訳します。
そんな話はさておき、ついにあと1時間ほどで、2012年の Apple 最新機種が発表されます。楽しみですよね。このサイトでもほぼ同時通訳で、日本語で分かりやすく説明しますので、楽しみにしてブックマークしていてくださいね。
日本時間で2時を過ぎても新しい情報が表示されない場合は、パソコンではF4キー、スマホでは「くるっと矢印」マークの「更新・リフレッシュ」ボタンをタップしてください。
先にネタバレ
とはいっても、2020年のiPhoneの情報やスペックについて、当サイトで英語やフランス語、中国語のサイトも含めて幅広く調査したところ、ほとんど差がなく出揃ってしまっています。
機種は4機種 名前は iPhone 12 Pro Max など
2020年の iPhone 新機種は iPhone 12をベースにした名前になります
- iPhone 12
- iPhone 12 Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
の4機種の見込みです。
- iPhone 12よりも12 Pro の方がスペックが高くカメラが高性能、
- MAXとついているものは画面が大きい
後はそれぞれ、ストレージ容量と色、価格次第ですね。色は新色でダークブルーが発売され、合計5色になるとか。
Full iPhone 12 lineup revealed, first look at all the new colors https://t.co/I3enrGu3K4 pic.twitter.com/uDA9HZWGnr
— AppleTrack (@appltrack) October 13, 2020
価格は649ドルから1199ドルなので昨年のiPhone11とそれほど変わりません。リアカメラにもFaceID同様に3Dで奥行きを感知する技術が搭載され、顔認識がより正確になるかもしれません。筐体は若干小さくなり、HomePod Miniも同時に発表されるようです。AirPower搭載はあるかもしれませんが、240Hz ProMotion PlusやUSB-C端子の搭載、ノッチレスデザインの実現などは厳しいかもしれません。
最大の新機能は5G対応
一番分かりやすい新機能は、5G対応になるということです。一番上のアップル社の公式ホームページでも、日本語版では「拘束で接近中」と野暮ったいですが、英語版ではシンプルに「High Speed」と記載されていました。
携帯電話会社の5Gサービス開始はゆっくり
もちろん世界各国で携帯電話会社が5G設備の準備に全力を注いでいます。しかし実際に5Gのサービスが展開されているエリアはかなり限られています。このサービス展開の遅れには、トランプ政権などのファーウェイ排除運動も影響していそうです。何しろインフラ部分ですからね。この時期から別のメーカーを見つけようとしても、ファーウェイと同じ規模のインフラ設備を短期間で出荷できるメーカーなんてなかなか見つかりませんし、そうでなくてもコロナの影響で工場の作業員確保やサプライチェーンも不安定な状態です。
日本では楽天モバイルが「来年まで無料」と宣言している「楽天 Unlimited のプランで追加料金無しで5G のサービスを提供する」と発表しましたが、、、そもそも楽天が独自に4 G のサービスを提供しているエリアは東名阪の都心部の限られた地域だけですので、5G のメリットを得られる人はかなり限られています。
また、国が広すぎてどちらかと言うと携帯電話のサービスレベルがそれほど高くはないアメリカでは、大手の at&t と verizon が 「nationwide」 つまり全国レベルで提供可能になっている、と発表していますが、実際には主要都市の都心部だけに限られているようで、サービス契約や料金プランなどについてもまだあまり明確になっていないようです。
スマホ新機種は続々5G対応進む
一方、スマホメーカー側では5G対応をセールスポイントにしている機種が続々と発売されています。 Google の Pixel4(5G) もそうですし、サムソン Galaxy 最新機種も5G対応になっていますよね 。
1:55 音楽が始まりました!
画面がちょっと変わりまして、再生ボタンが押せるようになりました。左下に字幕表示のボタンがあるのですが、その中の言語に「日本語」とあります。誰がどう入力するのか分かりませんが、日本人には朗報です。
2:00 夜のアップル本社の様子が写り、どうやらオープニングビデオの様子。
2:04 TimCook登場 HomePodから 360度サウンド S5プロセッサー 複数のHomePodを組み合わせたりSiriやiPhone、iPadなどとも連動 99ドル 11月6日予約開始
ホールに戻りました 今年は無観客でおそらく事前に撮影、編集されたもの
ベライゾンの社長が登場 5Gの拡充について解説
iPhone12とiPhone12mini登場!!
A14バイオチップ
強化されたナイトモード
iPhone12は10%コンパクトに、そして、さらにコンパクトなiPhone12mini
5色で低価格
USB-C端子搭載
イヤホンや充電器は同梱されない かわりにUSB-C-Lightningケーブルを同梱。
MAG SAFE
11月6日予約開始11月13日発売
iPhone12ProとProMAX登場
4色 青が新色
新しいフィニッシュで6m30分の防水
RAWデータ撮影・編集可能
10bitHDR Dolby動画撮影・編集可能
USB-C端子搭載
イヤホンや充電器は同梱されない かわりにUSB-C-Lightningケーブルを同梱。
iPhone12Pro価格は去年と同じ999ドル ストレージは2倍の128GBから
iPhone12ProMAX価格は去年と同じ1099ドル ストレージは2倍の128GBから
10月16日予約開始10月23日発売
ソーシャルディスタンスに配慮したイベント
ソーシャルディスタンスということで、無観客、おそらく事前に撮影・編集された2020年の iPhone 発表イベント。リアルとバーチャルが融合した、おそらくハリウッドの手も借りたものでしょう。時間も例年より短く1時間10分足らずで終了しました。
広々した社内の開発センターななどのチラ見させながら、女性やいろんな国からの出身者がそれぞれの開発パートを自信と誇りを持って解説していました。
5Gを待ち構えていたアップル
ひょっとしたら他のスマホメーカー各社にとっては、「5Gは追いつくもの」として捉えているかもしれません。しかしアップルは違いました。5Gがやって来るのを待ち構えていたのです。
どんなに高速な画像処理や動画撮影編集ができても、アップロードやダウンロードに時間がかかっては意味がありません。ARも同じです。商品紹介の半分ぐらいを画像や動画処理に費やしました。そしてカメラやLiDARセンサーから、A 14バイオニックチップ・GPUでの画像処理、てiOSや編集アプリまでが一気通貫で開発されているからこそ実現できた、リアルタイム画像処理は、間違いなく他社スマートフォンより2世代も三世代も進んだものです。というか、もうはや各メーカーがバラバラに開発していては追いつくことが負荷のうなレベルに達したのかもしれません。
ティム・クック会長の統一したメッセージ
そしてティム・クック会長の統一したメッセージは何だったでしょうか。アップルにとっても iPhone にとっても新しい時代になった。 withコロナの時代になって、ユーザーが今までで一番スマホを使っている時間が長くなり、そしてテレビ番組の制作や SNSの配信も iPhone があったから継続できているという社会意義、プライバシーやセキュリティへの配慮、そして2030年までに本社やデーターセンター、販売店だけでなく工場やサプライチェーンまで含めたカーボンニュートラル目標。
これら全てが今年一年だけの準備期間でできたわけではないと思います。しかし2020年2月以降のコロナウイルス感染拡大による急速な社会状況の変化、サプライチェーンのダメージにも対応しながら、これだけの製品を開発し、そしてこれだけのビジョンをもってメッセージを伝えられる力、これがアップルのブランド価値であり、残念ながらソニーやシャープパナソニックなど日本企業には10年経っても20年経っても、似たような事すらできないのでは、、、そんな圧倒的な距離感を感じてしまった、2020年のアップル iPhone 発表会でした。脱帽です。
Originally posted 2020-10-14 01:03:48.